『TORABARD』プロジェクトSTART
さぁ始まりました『TORABARD』プロジェクト‼︎
このプロジェクトは、『小さなイノベーションをデザインする』をコンセプトに、小説と音楽をはじめとする様々なコンテンツを制作して発信するフリースタイルデザインプロジェクトです!
発信するコンテンツは、「 E:emotional(エモーショナル) 」 「 H:hybrid(ハイブリッド) 」「 E:exciting(エキサイティング)」の三大原則を元に制作していきます!
■コンテンツ制作における三大原則
・Emotional(エモーショナル)「情緒的」
・Hybrid(ハイブリッド)「多様性」
・Exciting(エキサイティング)「ワクワクする」
みどころポイントは、
①皆さまのお悩み相談&アイデア商品投稿を基にコンテンツを制作する読者参加型制作
■コンテンツ制作フロー
A: 読者の皆さまからお悩み相談&作中でニトロが露店販売する斬新な商品のアイデアを募集
↓
B: 小説:投稿いただいたお悩み相談とアイデア商品を選考した上でマッチングさせてストーリーを制作
↓
C: 音楽:採用されたアイデア商品のイメージソングを制作
ジャンル:J-pop、hip-hop、Rockミクスチャー
備考:ストーリー内のラップを歌詞に挿入
②デザインシンキングを取り入れたストーリー構成
デザインシンキングに関しての詳細はコチラ
となっており、皆さまの投稿がコンテンツを創ります!
それでは、第一回目のこの記事では『TORABARD』に関することをあれこれと書いていきたいと思います!
■TORABARD = 現代版寅さん
TORABARDを一言で表すと、「現代版寅さん」です。
まず、「自分が制作したコンテンツに触れてもらうことで、1人ひとりが自分の周りからより良く変革するようデザインしてもらえたら」という想いから、
『小さなイノベーションをデザインするコンテンツの創造』というコンセプトが生まれ、
「デザインシンキング」のプロセスをストーリーに取り入れた作品を制作するというアイデアを思いつきました。
そして、受け手のハートを揺さぶるために必要な要素は何か?を考え、
「 E:emotional(エモーショナル) 」 「 H:hybrid(ハイブリッド) 」「E:exciting(エキサイティング)」、〝EHE(エヘ)〟 という三大原則を設定しました。
その後、デザインシンキングをストーリーに取り入れながら三大原則の要素を入れるなら、
主人公は「アーティスト型の旅人」が良いと考え、
この構想が当てはまるような既存のエンタメ作品はないかな?とフォーマットをリサーチしたところ、
最も近かったのが、「スナフキン」「星の王子様」「寅さん」の3作品です。
それぞれのキャラクターの特徴としては、
・論理的で理屈っぽいのが哲学的なスナフキン
・理屈っぽくなくて子供ならではのシンプルな視点が哲学的な星の王子様
・思考回路を通さず、考えずに感性だけで話したり行動している寅さん
という感じで、これらをハイブリッドさせた結果、「理屈っぽくないシンプルでひょうきんなスナフキン」というキャラに辿り着き、〝吟遊露店ラッパー、ニトロ〟が完成しました。
第1話の作中で、童謡「朧月(おぼろづき)夜」を取り入れているのですが、この楽曲は四季のある日本の美しい風土がなければ生まれなかった歌だなと思い、ビートルズやマイケル・ジャクソンもいいけど、日本にもイケてる歌あるんやで!というノリで、メイドインジャパンの素晴らしさを書いたつもりです。
なので、日本男児である以上、歴史ある星の王子さまとスナフキンを、メイドインジャパンであり日本の国民的映画である「寅さん」のストーリー構成に昇華し、ジャパンエンタメの良き伝統を受け継ぎながらもイノベーションした作品になるよう意識してやっていきます。
又、参考資料として、寅さんを全作品観たのですが、 役者の方々の品格と威厳に満ちたゴリゴリ感がハンパなかったです・・・。
あの活気に満ちたエネルギーと脇役の方でも主役級の密度の高い芝居・・・。
きっと多感な時期に戦争を経験されていたり、日本が活気に溢れていたバブル経済の頃を経験されているというのが大きいのだと感じました。
この昭和の品格と威厳が漂うゴリゴリ感と、あらゆるものがフラット化されたグローバルな現代だからこそ表現できるユルさをイイ感じにハイブリッドさせたスタイルで、小さなイノベーションをデザインするコンテンツを創れたらと思ってます。
■作品名の由来
既にお伝えしたように、この作品には「 E:emotional(情緒的) 」 「 H:hybrid(多様性) 」「E:exciting(わくわくさせる)」という三大原則があります。
これは受け手が「自分の周りから小さなイノベーションを起こすこと」という発信目的のために設定された原則です。
作中の主人公ニトロは、歌うときは〝鳥の囀(さえず)り〟のように、 露店商のときは〝虎の咆吼(ほうこう)〟のようにとキャラ付けをしているのですが、
この意図としては、ストリートライブの鳥の囀りのシーンで「emotional(情緒的)」を表現し、露店商の虎の雄叫びのシーンでは「H:hybrid(多様性) 」を表現しています。
ストリートライブのときはエモーショナルに歌い、露店商のときはどんなお客さんにでも対応できるよう多様性を持って接することで商品を売りさばくという感じです。
そして、鳥の囀り(エモーショナル)と虎の咆吼(ハイブリッド)の両方を組み合わせることで人を「エキサイティング」(わくわく)させ、最終的に小さなイノベーションが起こるといったストーリー構成にしています。
なので作品名の意味は、
TORA = 虎の咆吼(多様性) BARD=吟遊詩人という意味(情緒的)
これを足してTORABARD(トラバード)にしました。
皆さまお気づきのとおり、ニトロに〝鳥の囀り〟というキャラ付けがあるのと、ギターのボディに描かれた〝ハチドリ〟が持つ意味やイメージを投影させたストーリーでもあるので、〝鳥 = BIRD〟で〝TORABIRD〟という表記にしたほうがわかりやすいかな? とも考えたのですが、
「エモーショナル」とは人間らしさ、人間臭さのことだと思うので、アクマで動物ではなく人間にフォーカスさせたかったのと、この物語は〝音楽の力〟も1つのテーマでもあるので、読み方は同じ〝バード〟でダブルミーニングの意味合いがあるし、まぁいっかということでこの表記に至ったという感じです。
■表紙写真の意味
ヘッダーのカラフルなグラデーションのトラとギターを担いだ男(主人公ニトロをイメージしてそのコスプレをした作者)の写真ですが、これは作品名の由来同様、6色グラデーションのトラ = 「世界6大陸、ハイブリッド(多様性)」 ギターを担いだ男 = 「エモーショナル(情緒的)」をイメージしており、その全体で「エキサイティング(わくわく)」を表現しています。
■なんで作者も主人公も名前が同じニトロやねん?
これは、作者と主人公が同じ名前である『ちびまる子ちゃん』方式を採用しました(笑)
あと、作中の主人公も西本太郎(ニシモトタロウ)を略して→ニトロという名前ですが、
作者の本名も略して→NITROです。
これは『ジョジョの奇妙な冒険』的なノリです(笑)
覚えてもらいやすい名前かつ意味があるモノで考えました。
ちなみに名前にはこういう意味があります↓
〜ニトロとは〜
ニトロとは、ナイトラスオキサイドの事で、日本語では亜酸化窒素といいます。化学式はN2Oで、歯医者等で使用する笑気麻酔の成分です。しばしばニトログリセリン(ダイナマイトの原料)と混同されますが、発音が似てるだけで、全くの別物です。
ニトログリセリンはそれだけで爆発しますが、ニトロ(亜酸化窒素)は爆発しません。
ガソリンの燃焼の際に、酸素を補う働きをします。亜酸化窒素は、約300度まで熱せられると酸素と窒素に分解します。この際の酸素が、ガソリンを燃焼させる際に補助的な役割を果たします。酸素を余分に送り込むという意味では、ターボと似た役割です。
①笑気麻酔の役割
自分の作品を通して人を笑顔にすることで、受け手が抱える辛いことや悲しいこと、痛みを忘れさせることができる存在になりたいという想い。
②ターボの役割
自分の作品に触れてくれた方の人生をより良く前進させるターボのような存在になりたいという想い。
以上2つの役割を担うクリエイターになりたいという想いからNITROという活動名にしました。
作中の主人公にもこの理念を反映させるという意味合いで、略すと同じ名前ということにしています。
以上、長々とお読みいただきありがとうございました。
TORABARDを今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
written by TORABARD PROJECT Creative Director NITRO
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